2016年2月2日火曜日

異文化川柳カルタ ~~まとめ~~

作句者「羊野さんぽ(柳名)」さんによる異文化交流川柳カルタのまとめです。作句者は、四半世紀前にオセアニア1か月と北米6か月間のホームスティを含めて合計28か月間、異文化を覚える生活を経験されています。またイスラエルをはじめ8か国を旅行なさっています。豊富な体験からどのような川柳が飛び出すか、お楽しみください。

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【異文化交流川柳カルタ~まとめ~】

異文化交流川柳カルタ(あいうえお)

異文化交流川柳カルタ(かきくけこ)

異文化交流川柳カルタ(さしすせそ)

異文化交流川柳カルタ(たちつてと)

異文化交流川柳カルタ(なにぬねの)

異文化交流川柳カルタ(はひふへほ)

異文化交流川柳カルタ(まみむめも)

異文化交流川柳カルタ(らりるれろ)

異文化交流川柳カルタ(やゆよ)

異文化交流川柳カルタ(わをん)

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◆「川柳ひろば」の投稿先:
   日本福音ルーテル社団(JELA)「川柳ひろば」係
   住所:150-0013 渋谷区恵比寿1-20-26 
   FAX:03-3447-1523
   E-mail: jela@jela.or.jp 皆様のご応募をお待ちしています。

【関連リンク】

2016年2月1日月曜日

多文化共生川柳カルタ(らりるれろ)

作句担当(コメントも)の「尾張小町」さん、今回のメンバーは北奥順子、近藤公彦、近藤淳宗、柴田睦美、鉃井宣人、人見泰弘の皆さんです。

イラストは、川柳ひろば管理人・森川博己さんをイメージしたものだそうですが、本人は「もう少しハンサムでは?」と渋々ながら掲載を許可いたしました。ちなみに「博己」のルビは「ひろみ」と打ちます。

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ラ 楽じゃない家と学校使い分け
外国人の子どもは、家庭では両親と母語で会話し、学校では先生や友達と日本語で会話します。家と学校で異なる言語を使い分けています。

リ 立候補ここまで住んで権利なし
日本では外国人参政権は認められていません。どんなに長く日本で暮らしていても、外国籍住民が選挙で投票に行ったり、立候補したりすることはできないのです。

ル ルビ付きは最低限のマナーです
交通標識から入試問題まで、外国籍住民にもわかるようなルビ付き表示が求められています。ルビ付きになれば、出身国も年齢も問わずに、多くの人たちが情報を得やすくなりますよね。

レ 「歴史」では教えてくれないマイルーツ
学校で「歴史」を学ぶとき、それは日本人の歴史が中心です。ところが、教室のなかには外国にルーツを持つ外国人生徒もたくさんいます。彼らにとってのルーツを学ぶ機会も求められています。

ロ 労働に国籍関係ありますか
 外国人だからと言って、賃金や社会保障で違いを設けるのはなぜでしょうか。同じく働く人間として、制度的な違いはなくすべきではないでしょうか。

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◆「川柳ひろば」の投稿先:
   日本福音ルーテル社団(JELA)「川柳ひろば」係
   住所:150-0013 渋谷区恵比寿1-20-26 
   FAX:03-3447-1523
   E-mail: jela@jela.or.jp 皆様のご応募をお待ちしています。

【関連リンク】

異文化川柳カルタ(わをん)

作句とコメントを羊野さんぽさんが担当する異文化川柳カルタも、いよいよ今回が最終回となりました。のこり3句を掲載した後、さんぽさんからのコメント(お別れのあいさつ?)がございます。

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)別れぎわ再会信じ天あおぐ
短期間であっても良い交流の後は名残惜しくなります。交流プログラムでホームスティしたり個人的な滞在でお世話になったりしたご家庭の多くはクリスチャンでした。キリストにある者同士ならば、やがて天にて再会する希望があります。その時には、感謝の言葉と笑顔がたくさん交わされるのだろうなぁ……と楽しみです。

)異文化を知って避けたり真似したり
「Thank Eaw」(写真はポチ袋ではありません)
海外はもとより日本国内でも、心が悲鳴をあげるような報道が増え、ソドムとゴモラを想起させるような異質な風潮が急増し、次の時代が近づく足音を意識せざるを得ない昨今。悪を避け、好ましい文化・習慣だけを取り入れるためにも、我が「足のともしび」「道の光」である聖書を正しく読み、祈り、その教えを適用できる者でありたいです。

)寝台(しだい)に残す温もりポチ袋
日本にも系列があるホテルでのスイートルーム清掃の短期アルバイトでは、乱雑な使用感だけが残され、時間内に作業を終えるのが大変な客室もありました。そんな折、一度、日本人観光ツアー客によって「ありがとう」と書かれた可愛らしい絵柄のお年玉袋が置かれてあり、気持ちが和みました。チップ制度のない国でしたので報告すると、「とっておきなさい」と笑顔で言ってくれました。全てをご存じの神さまが励ましてくれているかのようで、二度、心が温かくなりました。

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<異文化川柳カルタを作り終えて>
2014年末頃に管理人森川氏より頂いた資料の中からカルタというヒントを得た後、異文化体験をテーマにしたらどのようなものが出来るのだろうかと、風化し始めていた経験をもとに詠みました。

他のシリーズのようにチームで作る良さは味わえませんでした。けれども、ブログに掲載とのお話をいただき句の多くを作り替えるうちに、数々の新鮮な自然環境および出会った方々との喜怒哀楽が思い起こされました。

そして、それらすべてが『主の良くしてくださったこと・計らい・恵み』であり、また、単なる回顧録ではなく、図らずも『主のすばらしさ・恵み深さを、味わい』過ごしてこられた歳月を、神さまの視点を覚えつつ改めて『見つめ』直す時間に変えられたのです(詩篇103:2、34:8a)。

ですから、途中からは、どのような経験や現状や人の声よりも『~イエスから目を離さないでいなさい』(ヘブル12:2a)と働きかけておられる聖霊の囁きを覚え、神さまに読んでいただければという心持ちで書き、助け主によって最後までお届けできたものと、主なる神さまへの感謝が深まることとなりました(その意味では、46句に統一するため、二つの句、特に「ゐ」の句とコメントが省略され残念)。

JELA「川柳ひろば」を散歩し終えるにあたり、拙句に目を通してくださった皆様へ、そしてご多忙のなか長期に亘るやりとりでお世話になりました川柳ひろば管理人ならびに補佐担当の方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。

  キリストにあって
羊野さんぽ

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◆「川柳ひろば」の投稿先:
   日本福音ルーテル社団(JELA)「川柳ひろば」係
   住所:150-0013 渋谷区恵比寿1-20-26 
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   E-mail: jela@jela.or.jp 皆様のご応募をお待ちしています。

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