2015年12月22日火曜日

キリスト教メディアで取り上げられたJELAの「川柳ひろば」

2014年の春(「JELA NEWS33号P8」)から募集を開始したJELAの「川柳ひろば」が、この冬、複数のキリスト教メディアに取り上げられました。


「キリスト新聞」(2015年12月25日クリスマス号P13)
「クリスチャントゥディ」(2015年12月3日19時30分配信)
「カトリック新聞」(2016年1月3日P5)


掲載のきっかけは、キリスト教福音宣教団体ハーベスト・タイム・ミニストリーズの中川健一代表が、「川柳ひろば」へ投句し、入選したことで「ハーベスト・聖書かるた」が誕生したことによります。掲載の経緯の詳細は、上記の記事をご覧いただければと思います。

年末年始、ご家族で五・七・五の川柳を考えてみませんか?


◆「川柳ひろば」の投稿先:
   日本福音ルーテル社団(JELA)「川柳ひろば」係
   住所:150-0013 渋谷区恵比寿1-20-26 
   FAX:03-3447-1523
   E-mail: jela@jela.or.jp 皆様のご応募をお待ちしています。

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2015年12月14日月曜日

異文化交流川柳カルタ(らりるれろ)

作句とコメントを羊野さんぽさんが担当する異文化交流カルタも大詰めを迎えました。1月に残りを掲載できたら、アからンのすべての句を改めてご覧に入れます。

◇◆◇

ラ)ランチ時(どき)おやつに見えるお弁当
20年以上前のことですが、アメリカで共にした給食の記憶は、四角く切り分けたピザ、グリーンピース、ミルク。昼食持参の子たちのランチボックスには、ピーナツバターを塗った食パン、チョコレート菓子やバナナ。対して日本の学校給食は、当時も今も、多様な食材を使い栄養バランスも良く、食育環境に恵まれているなぁと思います。

リ)リラックスできるお風呂は日本式
夜間電力で温水を溜めるシステムや様々な事由で、海外や国内で、各人のお湯の使用は数分以内が日常という生活も。また、固定されたシャワーヘッドだけで浴槽無しの部屋だった時はバスタイムとは言えず、海外のホテルで一般的な浅いバスタブではのんびり浸かれません。日本仕様の湯船で温まりホッとできるひと時を、年々贅沢に感じています。

ル)ルールだと言わんばかりの目じゃ怖い
「サンタクロースの膝に座る」(向かって左側の子が一般的な座り方)
ルールと分かる事ならばお互いに注意できますし、お手本があれば倣えます。ですが、異国・異文化に限らず、内輪での暗黙の了解事は事前に誰にも確認のしようがなく困惑します。例えば、サンタに扮した人からプレゼントを
受け取る際の座り方。それを知らなかった一番手の人に「あれれ?」と周囲から声なき視線が飛んでいました。何事も、表情だけじゃなくて、言葉やお手本で、直接、そっと、早めに、助言があれば親切で交流も生まれるのでは……と思う出来事でした。

レ)連綿と選民囲む言い伝え
これこそ異文化! のイスラエル。安息日(土曜)のホテルでは、2台のエレベーターのうち1台は自動各階止まり専用でした。肉料理を出すブッフェでは(日によらず)コーヒー用クリームがありません。私がそれを求めると、異邦人には無関係な理由を説明するのが面倒だったのか、出してきてくれました。これらは、モーセの律法に違反しないよう厳重に膨大な細則が付されてきた結果です(私はハーベスト聖地旅行でヘブル的背景を知り始めました)。
なお、「選民」はイスラエル全般を指します。モーセの律法がイスラエル民族を囲むことで異邦人と区別し異教から彼らを守ったはずの時代を経て、今日キリストの律法の時代に至っても前述のような「言い伝え(口伝律法)」に囲まれてしまっている様子を詠みました。絶えることなく存在するユダヤ民族(の信仰者)と存立する国家イスラエルとを覚えると、神のご計画とみわざこそが「連綿と」あるのですよね。

ロ)ろ過されて雨は恵みの天然水
空の青さが海に映る沖縄のとある島でのこと。雨をろ過できる専用タンクに溜めてお風呂(シャワー)等に用いたり沸騰させて茹でる調理にも使用したりしました。山地でろ過された伏流水の湧き出る軟水が多く水資源豊かと思われている日本にあって、淡水の貴重さと再生水の活用とを日常的に覚えさせられる地域でした。渇いた土地に降り注ぐ雨のように、私たちの渇いた心を満たす天来の恵みに想いは及びます。

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◆「川柳ひろば」の投稿先:
   日本福音ルーテル社団(JELA)「川柳ひろば」係
   住所:150-0013 渋谷区恵比寿1-20-26 
   FAX:03-3447-1523
   E-mail: jela@jela.or.jp 皆様のご応募をお待ちしています。

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2015年12月4日金曜日

多文化共生川柳カルタ(やゆよ)

作句担当の「尾張小町」の今月のメンバーは北奥順子、近藤公彦、近藤淳宗(イラストも)、柴田睦美、鉃井宣人、人見泰弘の皆さんです。

ヤ やむをえず選んでしまった22歳
国際結婚なども増えている今日、二つの国籍を保持する二重国籍者が増えています。ところが、日本では二重国籍が認められていません。二重国籍者は、原則として22歳になるまでに、自分の国籍をひとつだけ選ばなくてはなりません。

ユ 湯けむりで全部脱ぐのかちょっと待て
外国人観光客は、日本の温泉文化に興味を持っています。日本の温泉では、水着をつけずに肌を出して入浴するため、驚いてしまう人もいます。 →(管理人コメント)JELAは毎年、アメリカのワークキャンプに青少年を派遣するのですが、シャワーを浴びるときに現地の人が水着のままなのが最初奇妙でした。日本以外のどこの国でも、(自宅以外の)シャワーやお風呂では水着をつけているのか、それは昔からなのか、興味があります。

ヨ 読めないよ担任からのお手紙が
外国人家庭にも、小中学校の先生から、遠足や授業参観などの連絡が送られてきます。しかし、漢字などが使われて連絡事項が読めず、困惑する外国人保護者たちがみられます。

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◆「川柳ひろば」の投稿先:
   日本福音ルーテル社団(JELA)「川柳ひろば」係
   住所:150-0013 渋谷区恵比寿1-20-26 
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2015年12月1日火曜日

第5回川柳ひろば入選句発表!

下の三句が選ばれました(柏木哲夫先生選)。最優秀賞には、この12月下旬にハーベスト・タイム・ミニストリーズから発売予定の『聖書かるた』を差し上げます。優秀賞には、今まで通り、星野富弘詩画葉書セットをお送りします。

<最優秀賞>
深ければ深い程よい思慮と杭(とんちゃん)

<優秀賞>
説教にうなずき寝入る老信徒(宮ちひろ)
働いてお金貯めて病気して(うなたろう)

最優秀賞に輝いた「とんちゃん」は闘病生活を十年も続けていらっしゃるのですが、川柳ひろばが励みになっているとのことです。最近のお便りに、「いつまでも残るものは『希望』と『川柳ひろば』です」(管理人注:コリントの信徒への手紙Ⅰの13章13節参照)と記されているのが印象的でした。

今回の投句分(2015年7~10月にJELAに届いたもの)には次のような作品もありました。(川柳ひろば管理人選、柳名略、景品なし)

  • 給料日妻に内緒で鰻屋へ
  • このスマホ電話もできて超便利
  • 犯人に「無期」四回を言い渡す
  • 生き生きて迷子の心拾う日々
  • リハビリをするも病に追いつけず
  • 仏教徒神徒も楽しクリスマス
  • 土俵下セーフティネット必要だ
  • 賞金に浮かれ締め切り失念す
  • 通勤時に2台つづけて回送バス
  • ストレスの原因夢に教えられ


JELAホームページの川柳ひろば欄には、難民支援川柳カルタ、シリア難民川柳カルタ、多文化共生川柳カルタ、異文化交流川柳カルタなどが随時アップされていますので、お楽しみください。

皆さんの投句をお待ちしています。一回に5~10句まとめて作ってお送りください。そのほうが良い句ができる可能性が高いように思います。


◆「川柳ひろば」の投稿先:
   日本福音ルーテル社団(JELA)「川柳ひろば」係
   住所:150-0013 渋谷区恵比寿1-20-26 
   FAX:03-3447-1523
   E-mail: jela@jela.or.jp 皆様のご応募をお待ちしています。

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