2014年4月14日月曜日

川柳の作り方(その一)

川柳ひろばに投句が集まりだしました。さらなる賑わいのために、川柳の作り方情報を少しずつご提供いたします。今回お届けする以下の内容は『一日一句医者いらず 健康川柳』(近藤勝重著、幻冬舎、2008年)の43~48頁を参考にしました。
 
 川柳と言えば五七五ですが、これは字数ではなく音数のことです。数え方で気をつける必要があるのは以下のものです。
・撥音(ん)は一音。 (例)福音(ふくい)=四音
・促音(小文字っ)も一音。 (例)復活(ふかつ)=四音。
・拗音(小文字ゃ・ゅ・ょ)は大文字とセットで一音。 (例)チャペル=三音。
・長音(伸ばす音)は一音。 (例)十字架(じゅじか)=四音。モセ=三音

なんとか五七五に収めるところが妙味ですが、一部の字あまりはOKです。ただし、真ん中は七音が基本。これが八になるとリズムが壊れるので嫌われます。
最後に上記の本から佳作をいくつか紹介します。
・健康を夜通し語る不健康(田渕聖一)
・お医者さんデータじゃなくて私診て(徳留節)
・いやなこと見ない聞かないしゃべらない(中岡美代子)
・おーいお茶耳遠なったふりをする(河野亜友美)
以上


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